レンタルサロンを活用すれば、エステサロンを安価に開業できる？そのメリットや効果的な活用方法をご紹介

エステサロンを開業するには、少なくないコストがかかります。しかし、レンタルサロンを利用すれば開業費用の大きな節約が可能です。

この記事では、エステサロン開業におけるレンタルサロン活用のすすめについて解説します。

エステサロン開業の際に考えたいこと

エステサロン開業の際には、どのようなことを念頭に置けばよいのでしょうか。まずは、エステサロン開業の際に考えたいことを解説します。

何故開業するのか

エステサロンを開業するにあたり「何故自分はエステサロンを開業するのか」を考える必要があります。人によっては「理由なんてどうでもいい」と思われるかもしれませんが、開業する理由が明確でないと、さまざまな面で指針が不明確になってしまう恐れがあるかもしれません。

たとえば、下記のようなものが挙げられます。

• どのようなサービスを展開するのか
• サービスの規模はどの程度にするのか
• どのような顧客を対象とするのか
• 顧客や社会に何を与えられるのか

これらを全て明確にする必要はないかもしれませんが、定まっていた方が事業の方針が固まるでしょう。その基礎となるのが「自身がサロンを開業する理由」です。

自サービスの強みは何か

「自分が手掛けるサービスの強みは何か」もしっかり考えておきたいところです。事業を始めるということは、自身が手掛けるサービスが顧客に何らかの価値を与える必要があります。

それは「リラクゼーション」かもしれませんし、あるいは「健康」かもしれません。そこから一歩進めて「どのようなリラクゼーションなのか」「どのような健康なのか」まで考えると、自サービスの強みを見つけやすくなるでしょう。

自サービスならではの強みがないと、同業間での価格競争に巻き込まれやすくなってしまいます。「○○ならこの人にお願いしたい」という特色を持つことで、自分に合った顧客を見つけることに繋がります。

どのような層がターゲットになるのか

自サービスの強みとともに、どのような層をターゲットにするのかも考えたいところです。事業は顧客がいてこそ売上が立つものなので、「誰にどのようなサービスをどうやって」提供するかが大事です。

どれだけ良いサービスを提供していたとしても、誤ったターゲットにアプローチしていては成果が出ません。まずは「自分はどのようなサービスを提供したいのか」を決め、次に「そのようなサービスを必要としているのは誰か」の順番で考えるのが妥当です。

逆に、ターゲットを定めてから提供サービスを決める方法も考えられるでしょう。少々難易度が高いかもしれませんが「現状提供されているサービスが拾いきれていないニーズ」を上手く取り込むことができれば、事業の安定性向上が期待できます。

どういった戦略を描くのか

「事業をどのように発展させていくのか」を考えるのも重要です。事業を発展させるには何かしらの戦略を考える必要がありますが、そのためには市場をしっかりと分析しなければなりません。

戦略を描くにあたり考えたいこととしては、下記のような点が挙げられます。

• トータルシェアはどの程度か
• どのような同業者が存在するか
• シェア上位はどのような人達（企業）か
• 自分は市場にどのような価値を提供できるのか
• どのくらい成長したいのか

全てを明確にする必要はありませんが、解像度を上げれば上げるほど自身のサービスの進路が見えやすくなるでしょう。また、自身はどのくらいの規模感で事業を営みたいのかも重要な指標となります。

「自身の雰囲気を軸としたアットホーム感」を提供したいのに規模を拡大してしまうと、自分の顧客以外には価値を提供できなくなってしまうかもしれません。

コストの問題

事業を行うにあたり、コストの問題は避けては通れません。事業収支は主に「売上ーコスト」で求めることができるため、いくら売上が芳しくともコストがそれを上回ってしまうと赤字になってしまいます。

ではコストを可能な限り切り詰めればよいのかというと、そういうわけでもありません。コストをかけるべきところまで削ってしまうと、売上そのものに影響が出るからです。

「どこにお金をかけてどこを削るのか」をしっかりと考える必要があります。その軸となるのは、やはり「自分は何のために事業を行うのか」「どのような人にどのようなサービスを提供したいのか」といった部分でしょう。

そこがブレなければ、コストをかけるべき場所は自ずと決まります。

レンタルサロンのすすめ

では次に、レンタルサロン活用のすすめについて解説します。サロン開業の強い味方となってくれるレンタルサロンですが、一体どのようなサービスなのでしょうか。

レンタルサロンとは、時間あたりの費用を支払えば使えるサロンスペースのこと

レンタルサロンは、時間あたりの利用料を支払うことで誰でも簡単に利用できるサロンスペースのことです。同じ時間あたりの利用料を支払うことでスペースを利用できるサービス、たとえばカラオケBOXやレンタルスタジオのサロン版といった感じです。

通常の不動産契約とは異なり、気軽に申し込んで利用できるのがメリットです。

さまざまな場所で運営されている

レンタルサロンは、さまざまな場所で運営されているのも特徴です。主に人が来やすい場所（駅チカなど）で運営されていることが多いですが、探せば多種多様なニーズに応えられる場所もあるかもしれません。

自宅の近くにあればそこを利用してもいいですし、誰もが来やすい主要ターミナル駅の近くを利用してもいいでしょう。また、雰囲気を変えるために異なる場所を利用する、などの利用方法も考えられます。

レンタルサロンを利用して開業すれば、多くのメリットがある

レンタルサロンを利用して開業すれば、多くのメリットが得られます。詳しくは後述しますが、費用面や気軽に利用できる面が大きいでしょう。

事業を営むにあたっては、自分やサービスに合ったやり方を模索する必要があります。「どこでサービスを営むか」「どのようなサービスを利用するか」もその一環であり、無視できない重要なファクターです。

「レンタルサロンを使えば万人の問題が解決する」というわけではありませんが、メリットや特徴をしっかりと知って検討することが大事です。

レンタルサロンを活用するメリット

では次に、レンタルサロンのメリットを深堀りしたいと思います。レンタルサロンを活用することで、事業にどのような利点が生じるのでしょうか。

開業資金やランニングコストを大きく節約できる

レンタルサロンを利用すれば、開業資金やランニングコストの大幅な節約に繋がります。前述の通り、レンタルサロンは「時間あたりの利用料を支払って活用するスペース」なので、それ以外の契約による縛りはありません。

決まった物件を借りてサービスを提供する場合、どうしても「初期費用」や「家賃」が高くついてしまいます。そのコストをペイできればよいのですが、集客のために有利な物件ほど家賃が高くなるのが一般的です。

また、不動産を借りると売上が立っていようがいなかろうが規定の家賃を支払う必要があります。しかし、レンタルサロンであれば「予約申し込みがない＝レンタルサロンを申し込む必要がない」ため、地代コストはかかりません。

「必要なところに必要なだけの経費をかけられる」のが、レンタルサロンのメリットです。

自分や顧客にとって都合のいい場所をその都度選べる

レンタルサロンはさまざまな場所で運営されているため、その都度自分や顧客に合った場所を利用できるのもメリットです。顧客が来店しやすい場所を確保してもよいでしょうし、備品や設備の揃っているところを集中的に借りるやり方もあるでしょう。

また、雰囲気を変えるために同じ顧客でも定期的に場所を変えるというやり方も考えられます。自前で不動産を契約する場合に実現が難しいことも、レンタルサロンなら可能です。

柔軟な運用ができるのも、レンタルサロンのメリットと言えるでしょう。

集客の範囲が広がる

レンタルサロンを活用することで、集客の範囲を広げることもできます。通常、サロンサービスの見込み客は「その地域に住んでる人」に限定されることが多いですが、レンタルサロンであればその縛りは緩やかになります。

もちろん自分が行ける範囲にはなりますが、フットワークが軽ければ軽いほど集客の範囲が広くなるでしょう。あまりに遠い地域でサービスを提供するのはデメリットも多いため単純に推奨はできませんが、視野を広げるために脇に置いておいておくくらいはよいかもしれません。

収支計画を立てやすい

レンタルサロンを活用することで、収支計画が立てやすくなるのもポイントです。レンタルサロンの利用料はあらかじめ決められており、サービスの利用価格に盛り込みやすいからです。

また、自サービスの提供機会がない時はスペース代を払わなくていいのも大きいでしょう。自前で不動産を契約した場合、顧客からの予約が入ってようがいまいが、規定の家賃を払わなければなりません。

レンタルサロンの場合、利用する時間のみの料金を支払えばOKです。加えて、サービス料金をレンタルサロン利用料を想定して決めておけば、大きな事業経費である地代家賃の最適化が可能です。

それ以外にコストがかからない場合、収支が赤字になる可能性はが低まるのではないでしょうか。

レンタルサロンをより効果的に活用するポイント

続いて、レンタルサロンをより効果的に活用するポイントをいくつかご紹介します。

規約をしっかり確認しよう

レンタルサロンには、それぞれ規約が定められています。利用申込みをする前に規約を確認しておけば、後になって「こんなはずじゃなかった」となるのを防げるでしょう。

問題は「自分が提供しようとしていることがレンタルサロンで可能かどうか」です。レンタルサロンにはそれぞれできることとできないことが定められているため、自分が顧客に提供しようとしている価値を提供できるかどうかをしっかり確認する必要があります。

合わせて、料金形態も確認しておきたいところです。最低利用時間がどれくらいなのか、そして料金加算形態はどうなるのか、を把握し、最適な時間でサービスを提供することが求められます。

予約申込はお早めに

レンタルサロンはいつでも自分の好きな時間にスペースを活用できるのがメリットですが、予約が埋まっている場合は利用することができません。そのため、確実にスペースを抑えるにはなるべく早く予約申込を行う必要があります。

理想としては、顧客からのアポイントが入った瞬間に押さえてしまうことです。もし顧客が希望する時間帯が埋まっていた場合でも、すぐに他の空き時間を伝えられるでしょう。

顧客からのアポイントとレンタルサロンの予約申込に時間差が生じる場合は、やり取りが少々複雑になるかもしれません。安定して空きのあるレンタルサロンならよいのですが、人気が高い場合はなかなか希望する時間が取れず、顧客と何度もやり取りをする必要が生じる可能性があります。

面倒くさくなった相手側が「もういいです」となり、キャンセルされる恐れもあるでしょう。顧客からのアポイントとレンタルサロンの予約申込は、なるべくスムーズに行う必要があります。

事前に現地を見ておくのも吉

レンタルサロンの多くはオンラインで予約申し込みが可能ですが、利用前に一度現地を見ておくのもよいでしょう。直接見に行くことで周辺環境や駅からの道筋、所要時間などを掴むことができます。

あるいは、利用予定のレンタルサロンを一度客として利用するのもよいかもしれません。そこで自分の気になるサービスが運営されているのであれば、内部の雰囲気を掴むために一度利用するのも手です。

オンラインのみでは掴みにくい情報を得ることで、自サービスをどのように提供するかのヒントを得られるのではないでしょうか。ただし、同業者のサービスを利用する際は場合によっては注意が必要です。

まとめ

レンタルサロンを活用することで、開業資金やランニングコストを大きく節約できます。自分に合ったレンタルサロンを上手に活用し、効率的な収益基盤を構築しましょう。

レンタルサロンBlancoでは、駅から徒歩1分の好立地にあるサロンを24時間オンライン予約可能です。利用にあたっては登録料や初期費用はかからず、時間料金だけで利用可能です。

ご利用を希望される方は、下記オンラインフォームからご予約をお願いいたします。
https://salonblanco2021.wixsite.com/website