整体院の開業にはレンタルサロンがおすすめ。開業の流れやレンタルサロンのメリットなどを解説

整体院を開業する際、どのような流れで行えばよいのでしょうか。この記事では、整体院開業の流れやかかる費用、そして整体院開業の強い味方となるレンタルサロンについて解説します。

自分に合ったレンタルサロンを見つけ活用することで、事業にまつわるさまざまなリスクを大きく軽減可能です。

整体院開業の流れ

まずは、整体院開業の一般的な流れを解説します。必ずしも下記の通りというわけではありませんが、一例として参考頂ければ幸いです。

大まかな事業計画を立てる

最初は、大まかな事業計画を立てるところからです。大まかな事業計画とは、たとえば「どのようなサービスをどのような顧客にどのようにリーチするか」といったものです。

事業の基本は「自身のサービスを必要とする顧客に提供し対価を頂く」です。いくらサービスが優れていても、それを必要としていないところに売り込んだところで成果は上がりません。

また、ある程度の資金計画も立てておく必要があります。完璧にというのは難しいですが、資金が不足してプランが崩れることのないよう、大まかな部分は見ておく必要があります。

必要な資格を取得する

提供するサービス内容が固まったら、必要な資格を取得しましょう。整体院の開業に資格は必要ありませんが、持っておくことで施術内容が広がるなど有利に働くものもあります。

たとえば、下記のような資格が挙げられます。

• 柔道整復師
• 鍼灸師
• カイロプラクティック

柔道整復師は身体の不調を改善する手技の、鍼灸師は鍼や灸を扱って治療するプロフェッショナルと言えるでしょう。いずれも取得するのは簡単ではありませんが、その分自身の能力を対外的に証明することが可能です。

資金を準備する

開業には費用がかかるため、あらかじめそれらを準備する必要があります。開業してすぐに事業が軌道に乗る可能性は低いため、しばらくはランニングコストを事業資金から持ち出す形になるでしょう。

潤沢な資金が用意できればいいのですが、なかなかそうもいきません。不足分は借り入れを行うという選択肢もありますが、借りた資金は利子をつけて返す必要があるため、場合によっては収支を圧迫してしまう可能性があります。

基本的には自己資金を用意し、加えて助成金や補助金などを調べてみるのがおすすめです。もちろん、リスクが許容範囲内であれば借り入れも視野に入るでしょう。

店舗や設備を準備する

整体院を開業する場合、施術のためのスペースが必要になるため、事業を始める前に物件を準備しなければなりません。どのような形で物件を用意するかは千差万別ですが、主に下記のようなものが挙げられるでしょう。

• テナント物件を借りる
• 自宅の一部を活用する
• レンタルサロンを利用する

主流なのは、事業用のテナント物件を契約するやり方でしょうか。自宅とは別に仕事のためのスペースを確保できますが、その分費用がかさんでしまうのが問題です。

自宅の一部を活用するやり方はコスト節約に繋がるものの、仕事とプライベートの切り分けが難しいなどのデメリットが生じます。

レンタルサロンを利用することでそれらの難点をクリアできるでしょう。詳しくは後述します。

人材を採用する

一人で事業を回す場合は必要ありませんが、他に人材が必要な場合は採用活動を行います。人材を探すにはさまざまな方法がありますが、一般的なものとしては媒体に募集広告を掲載するなどが挙げられるでしょう。

無料で掲載できるものもあれば、有料のものもあります。有料だからといって必ずしも自分が望む人材が応募してくるわけではないため、大事なのは「いかに欲しい人材にアプローチするか」でしょう。

そのための方法を、さまざまな角度から考える必要があります。

事業を開始する

準備が完了したら、いよいよ事業開始です。あらかじめ立案した計画に基づき、準備した場所で営業を行う形になります。

事業を開始するにあたり、自営業であれば開業届を提出する必要があります。出さなくても特にペナルティはありませんが、原則的に開業後一ヶ月以内に税務署に提出することが推奨されています。

もし青色申告を行いたい場合は、忘れずに提出しましょう。青色申告を選択することでいくつかの税制優遇を受けることができ、節税に繋がります。

整体院開業にかかる主な費用

続いて、整体院の開業にかかる主な費用について解説します。開業前にある程度見積もっておくことで、どのくらいの資金を準備すればよいかが明確になるでしょう。

店舗・設備費

整体院には施術のためのスペースが必要なため、テナント代や設備費がかかります。自身でテナントを契約する場合は敷金や礼金といった初期費用、および家賃や更新料などが挙げられます。

そして、物件を整体院のためのレイアウトに作り変える設備費なども見積もっておく必要があるでしょう。簡単なものであればベッドや机などの備品を揃えるだけで事足りますが、物件の間取りそのものを変更する場合はかなり大掛かりな工事になります。

そうなると費用も高くなってしまうため、なるべく最小限手を入れれば使える物件を選ぶことをおすすめします。

広告宣伝費

整体院に限らず、開業後の集客に悩む人も多いかもしれません。黙っているだけで顧客が足を運んでくれるケースは稀であり、多くの場合なんらかのやり方で集客を試みる必要があります。

その一つとして、広告宣伝が挙げられるでしょう。閲覧者の多いメディアに広告を掲載すればそれだけ人の目に止まり、新規来院を促しやすくなります。

もちろん、どのような場所に広告を打つかはしっかりと考える必要があります。自身の健康に問題がない、あるいは興味が薄い人に向けて整体院の告知をしても効果は薄いからです。

自身のビジネスがどのような人をターゲットにしているのか、しやすいのかを把握することが求められます。

人件費

人材を雇用する場合、その分の人件費がかかります。当人に支払う給与の他に各種保険料や交通費、その他手当といったものが挙げられるでしょう。

加えて、人材採用のための費用もかかってきます。新規顧客と同じく、良い人材もこちらが待っているだけではなかなか得られないため、積極的にアピールしていく必要があるからです。

求人広告を出すのがメジャーな方法ですが、他にも知り合いの紹介や院に直接張り紙をするなどの方法が考えられます。自身がどのような人材を欲しているのかを鑑み、適切な手法を選択しましょう。

整体院開業の強い味方となる「レンタルサロン」

続いて、整体院開業の強い味方となるレンタルサロンについて解説します。レンタルサロンを活用することで、事業にまつわるリスクを大きく軽減可能です。

時間単位で借りられるサロンスペース

レンタルサロンは、時間単位で借りることのできるサロンスペースです。他に時間単位でスペースを借りられるものとしては「カラオケBOX」や「コワーキングスペース」などがありますが、ああいったもののサロン版と考えてよいでしょう。

レンタルサロンを利用する場合、オンライン等で希望する時間帯に予約を入れます。時間帯が空いていれば予約が成立し、当日の利用が可能となります。

詳しくは後述しますが、手軽に利用できるサロンスペースとして多くのメリットが得られるサービスです。

さまざまな場所で運営されている

レンタルサロンは、さまざまな場所で運営されているのも特徴です。多くは駅チカなど利便性の高い場所で運営されていますが、探せば意外なところで見つかるかもしれません。

毎回決まったレンタルサロンを使わなければならないという決まりはないので、その都度別のところを利用するやり方もあります。もちろん自分にとってのメリットが大きければの話ですが、その辺りをフレキシブルに決められるのもレンタルサロンのメリットと言えるでしょう。

多くは24時間オンラインで予約可能

レンタルサロンの多くは、24時間オンラインから予約が可能です。オンライン予約を受け付けているところなら、Webで予約状況を確認して空いていればそのまま予約申し込みできます。

インターネットにさえ繋がっていれば出先からでも行えるため、忙しい人にとっては有用でしょう。ただし、予約が空いてない時間帯は利用することができません。

その場合は他の時間帯を選択したり、他のレンタルサロンを検討することをおすすめします。

レンタルサロンのメリット

続いて、レンタルサロンのメリットをいくつかご紹介します。レンタルサロンを活用することで、一般的に下記のような恩恵が得られます。

初期費用やランニングコストを大きく節約可能

レンタルサロンを活用することで、開業時の初期費用やランニングコストを大きく節約可能です。事業における大きな出費として「地代家賃」が挙げられますが、レンタルサロンをメインに据えれば費用を最小限に抑えることが可能です。

整体院を営む場合、施術を行うためのスペースが必要です。一般的な方法としては「テナント物件を契約する」「自宅の一部を利用する」などがありますが、どちらも前述したようなメリットとデメリットが生じます。

レンタルサロンの場合、費用を最小限に抑えつつ自宅開業のデメリットを削減することができます。自宅開業のデメリットには「仕事とプライベート切り分けの難しさ」などが挙げられますが、レンタルサロンを使えば仕事場とプライベートスペースを分けられるでしょう。

そして、テナント物件によるデメリットである「費用の高さ」もカバーできます。事業コストを下げれば下げるほど収支が安定するため、事業の持続性が向上します。

好立地の場所が多い

レンタルサロンの多くは、駅チカなど好立地な場所で運営されています。そういった場所を普通に契約しようとすると家賃が高くなりますが、レンタルサロンであれば利用した分だけ支払う形になり、コストを抑えることができます。

好立地の場所でサービスを行えば、顧客の来院を促しやすくなるでしょう。不便な場所に整体院を構えている場合、それだけで顧客にアプローチするのが難しくなってしまいます。

自分にとって都合のいい場所を選ぶこともできますし、顧客にとって都合のいい場所を選ぶこともできます。必ずしも毎回同じ場所を使う必要もないため、たまには別の場所をレンタルして気分を変えるのもよいかもしれません。

フットワーク次第で集客範囲を拡大できる

自宅やテナント物件で事業を営む場合、必然的に集客範囲はその近隣になります。ネームバリューがあれば遠方から足を運んでくれる顧客を得られるかもしれませんが、最初のうちはなかなかそうもいかないでしょう。

レンタルサロンであればその都度場所を変えられるため、自身のフットワークが許す限り集客範囲を拡大できます。もちろん限度はありますが、集客範囲を広げれば広げるほど見込み客の拡大が期待でき、収益やチャンスに繋がる可能性が高まります。

まとめ

整体院の開業に必要なものとして「大まかな事業計画」や「必要な資格」「場所」「資金」「人材」などが挙げられます。人によって必要なものとそうでないものがあるため、事業ニーズによって適切なものを選択しましょう。

レンタルサロンを活用すれば、場所や資金の面での強い味方になります。レンタルサロンは時間あたりの利用料を支払うことで借りることのできるサロンスペースであり、利用すれば主に地代家賃を大きく節約できるでしょう。

また、事業のリスクを有限化できるメリットもあります。100％というわけではありませんが、基本的に顧客からのアポイントが入った時だけレンタルサロンを借りる形になるため、地代家賃が収支を圧迫するリスクを最小化できます。

自分に合ったレンタルサロンを見つけ、整体院開業を成功に導きましょう。

レンタルサロンBlancoでは、駅から徒歩1分の好立地にあるサロンを24時間オンライン予約可能です。利用にあたっては登録料や初期費用はかからず、時間料金だけで利用可能です。

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