BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. レンタルサロン
  4. レンタルサロンの料金相場はどれくらい?メリットやデメリット、適切な活用方法についても解説
レンタルサロンの料金相場はどれくらい?メリットやデメリット、適切な活用方法についても解説

レンタルサロンの料金相場はどれくらい?メリットやデメリット、適切な活用方法についても解説

記事の監修石川博幸(いしかわひろゆき)

記事の監修石川博幸(いしかわひろゆき)

2020年からレンタルスペース業界に参入、レンタルスタジオとレンタルサロンの運営を開始。
2024年には民泊事業も展開、運営開始。
お客様対応、清掃などに力を入れておりお客様より評価の声を多数いただいております。
現在では、レンタルスタジオ1店舗、レンタルサロン2店舗、民泊1店舗の運営をしており、今後はノウハウの展開などにも力を入れていく予定。

レンタルサロンを活用するには、どのくらいの料金がかかるのでしょうか。この記事では、レンタルサロンのメリットやデメリット、料金相場などについて解説します。

レンタルサロンとは?

レンタルサロンとは?

レンタルサロンとは、どのようなサービスなのでしょうか。まずはレンタルサロンについて詳しく解説します。

サロンスペースを時間単位で借りられるサービス

レンタルサロンとは、サロンスペースを時間単位でレンタルできるサービスです。どのようなスペースを借りられるかはそれぞれのレンタルサロンによって異なりますが、通常のサロン向け用途であればほぼ問題なく活用することができるでしょう。

スペースを時間単位でレンタルすることで、さまざまなメリットが生じます。詳しくは後述しますが、適切に活用すれば事業運営における強い味方になってくれるでしょう。

簡単な手続きで気軽に利用できる

レンタルサロンは、簡単な手続きで気軽に利用できるのも特徴です。多くのレンタルサロンはオンライン上で空き時間を確認でき、予約を完了させることができます。

オンライン上の受付は24時間行えるのがメリットなため、仕事の合間やスキマ時間など自分の都合のよい時間に確認および予約を行えます。また、インターネットに繋がる端末であればスマホやタブレットからでも作業が可能なため、出先から予約を完了させることもできるでしょう。

店舗ごとにさまざまな特徴がある

レンタルサロンは、店舗ごとにさまざまな特徴があります。その最たるものは「立地」ですが、それ以外にも料金設定や設備、備品といった部分にそれぞれのレンタルサロンの特徴が反映されています。

であれば自分のニーズに合ったレンタルサロンを利用するのがベターなわけですが、最初のうちはどのレンタルサロンが自分に合うのかが分かりづらいかもしれません。しかし、一時的にレンタルサロン選びに失敗したとしても、すぐに次の場所を見つけられるのがレンタルサロンの強みでもあります。

レンタルサロンを活用するメリット

次に、レンタルサロンを活用するメリットについて解説します。レンタルサロンを利用することで、主に下記のような利点が生じます。

ランニングコストを下げられる

レンタルサロンを活用すれば、事業運営にまつわる初期費用やランニングコストを大きく下げられます。サロン事業における少なくない出費として「地代家賃」が挙げられますが、レンタルサロンを活用すれば不動産契約における初期費用と月額家賃を支払う必要がないからです。

その分レンタルサロンの利用料を支払う必要はありますが、使った時間分のみが課されるため包括的な月額家賃よりは安価ですむでしょう。もしレンタルサロン利用の方がコストが高かったとしてもそれは商売が繁盛している証なので、他に大きく費用をかけていない限りはペイできるのではないでしょうか。

そういう意味で、ランニングコストにまつわるリスクを減らせるのもレンタルサロンの強みです。

地理的な制限が緩くなる

レンタルサロンを活用することで、地理的な制限を緩めることができます。自前で物件を契約する従来の手法だと、どうしてもその周辺のみにターゲットを絞らなくてはなりません。

その分地域に密着した事業運営が可能という見方もできますが、少し足を伸ばせば自分に合った顧客が見つかる可能性もあるのではないでしょうか。レンタルサロンであれば自分や顧客の都合に合わせて都度スペースを用意できるため、集客の地理的制限をある程度緩和することができます。

より幅広い範囲の見込み客を対象とすることができ、事業の可能性を広げられるわけです。

柔軟な事業運営が可能になる

レンタルサロンを活用することで、柔軟な事業運営が可能になります。自前で不動産契約を行い物件を用意するケースだと、スペースの安定性は確保されますが、フットワークが重くなり身動きが取りづらくなるというデメリットも考えられるでしょう。

一方、レンタルサロンであれば必要な時のみスペースを確保すればよいので、身軽な事業運営が可能です。顧客の都合に合わせて適切な場所を予約すれば顧客満足度の向上にも繋がりますし、顧客からの予約が途切れている時は利用料もかからないため、ランニングコストが最小限ですみます。

合わせて、一般的な設備や備品もレンタルサロンで調達することが可能です。費用がかかる時は売上が立っており、売上が立たない時は費用がかからないという盤石の体制を整えられるわけです。

レンタルサロンのデメリット

レンタルサロンのデメリット

利用することでさまざまな恩恵を得られるレンタルサロンですが、もちろんデメリットも存在します。続いて、レンタルサロンのデメリットについて解説します。

予約が空いてないと使えない

レンタルサロンは、希望する場所の予約が空いていないと利用することができません。人気のスペースは取り合いになることが予想されるため「顧客からの予約申し込みがあったが場所を確保できずお断りせざるをえなかった」というリスクも考えられます。

自分で不動産契約をした物件であれば、その心配はありません。いつでも24時間自分の都合のよい時に使えるため、顧客からの急な問い合わせにも対応できる下地があります。

どちらがよいのかはケースバイケースですが、自分のビジネスが「人気があり常に予約が殺到、かつ今後も途切れる見込みがない」のであれば専用のスペースを設けた方が効率的かもしれません。

空間演出などに限界がある

レンタルサロンにはそれぞれ利用規約が定められているため、空間演出などに限界があります。そのため、魅力的な空間演出や世界観を表現して集客する手法は採用しづらいと言えるでしょう。

ただ、そういったやり方は通常のランニングコスト以上に費用がかかるのも事実です。レンタルサロンを利用する目的は「ランニングコストを下げて事業を安定させるため」であることも多いため、余分に費用のかかる世界観や空間演出表現を目指すのは本末転倒かもしれません。

事業をたたむのも容易

レンタルサロンのデメリットとしては、物件を契約しているわけでないため事業をたたむのが容易な点も挙げられます。「事業をクローズするが容易」というのは一見メリットに思えるかもしれませんが、どのようなビジネスにも苦境期はあり、それを乗り越えることで飛躍するといった側面もあるでしょう。

であれば、苦しいからといってすぐに辞めてしまうようでは発展は見込めないということにもなります。その辺りはケースバイケースなので一刻も早く事業をたたんだ方がよい場合もありますが、レンタルサロンを利用するとはいえ、事業の開業にはそれなりの思いがあったり手間がかかるのも事実です。

事業をたたむ時は「あともう少し頑張れば道が拓けたのに」という後悔がないよう、慎重に考え決断しましょう。

レンタルサロンの料金相場

続いて、レンタルサロンの料金相場について解説します。

料金は立地やグレードによって異なる

レンタルサロンの料金は、立地やグレードといった要因により異なります。レンタルサロンが運営されている場所の地代によってコストが変わりますし、設備が豪華であればあるほど利用料が高くなるのも自然なことでしょう。

一般的には良い立地であるほど集客しやすく、設備が豪華であるほど顧客満足度は向上します。しかし、レンタルサロンを利用するにあたって大事なのは「自分に合った場所を利用する」なので、立地や設備にこだわりすぎるのも問題です。

一般的に「良い」からといってグレードの高いところを使ってしまうと、その分コストがかさんでしまいます。それではレンタルサロンの強みである「ランニングコストの節約」の効果が薄れてしまうため、バランスを考えて選びましょう。

多くは1時間単位で料金がかかる

レンタルサロンの多くは1時間単位で料金がかかるシステムです。「時間あたりの利用料 ✕ 利用時間」で総利用料を算出できるため、複雑なことはありません。

ランニングコストの節約において「時間あたりの利用料」が高すぎないレンタルサロンを選ぶのも重要ですが、もう一つ「必要最低限の時間のみ確保する」も挙げられます。顧客との会話は満足度を上げる要因なので全てカットしろとは言いませんが、時間を使えば使うほど利用料は高くなります。

一つの考え方として「最低限のサービスのみ提供する代わりに価格を下げる」といったやり方もあるでしょう。もちろんその逆も考えられますが、その場合は相手を満足させられるだけの話術やコミュニケーション力が必要になるため、万人に適しているやり方とは言えない面があります。

時間あたり千円〜数千円程度で利用可能

レンタルサロンは場所によって料金が異なりますが、大体の料金相場は時間あたり千円〜数千円程度です。探せばもちろんより高いとこやより安いところもありますが、この辺りをおおよその目安として考えればよいでしょう。

ということは、この相場に諸々の経費を載せた以上の料金設定をすれば(単純計算をすれば)事業が黒字化することになります。自分がメインで使うレンタルサロンの料金を調べ、適切な価格設定を行いましょう。

なお、レンタルサロンによっては最低利用時間が60分ではなく90分や120分に設定されているところもあります。規約等をしっかりと確認し、漏れのないように予約しましょう。

レンタルサロンを正しく活用するポイント

レンタルサロンを正しく活用するポイント

では、最後にレンタルサロンを正しく活用するポイントをいくつかご紹介します。

利用ニーズを明確にする

利用ニーズを明確にすることで、レンタルサロンの効率的な活用に繋がります。利用ニーズというのは「自分がレンタルサロンに何を求めるか」と言いかえてもよいでしょう。

人によっては「いつでも予約を取りやすいレンタルサロン」が好ましいかもしれません。あるいは「料金が安いレンタルサロン」がよいケースもあるでしょう。

この辺りは、自分がサロン事業に何を求めているかで変わってきます。「お客様に心の底からリラックスできる時間を提供したい」のであれば、備品の種類が多かったり、スペース内でリラックスアロマを炊けるようなレンタルサロンを選ぶのが好ましい、などのケースが考えられます。

利用ニーズを明確にすることで、おのずとどのようなレンタルサロンを選ぶべきかが固まってくるでしょう。

自分に合ったレンタルサロンを見つける

利用ニーズが固まったら、次に自分に合ったレンタルサロン探しです。基本的にニーズに沿って探せば大きく外すことはありませんが、各レンタルサロンの特徴や規約を事前にしっかり確認することが大事です。

実際、読むのがめんどくさいという理由で規約を読み飛ばしてしまう人も多いのではないでしょうか。飛ばしても実害のない場合は問題はありませんが、レンタルサロンのような自身の事業に関わる分野においてはなるべく確認した方がよいでしょう。

予約して実際に使う段階になってから「こんなはずじゃなかった」となると、自分だけでなく顧客にも迷惑をかけてしまいます。規約だけだと分かりづらい部分は直接問い合わせてみるなど、事前にシミュレーションしておきましょう。

柔軟な活用を模索する

レンタルサロンを適切に利用するには、柔軟な活用を模索することも大事です。この場合の「柔軟さ」が意味するところは多岐に渡りますが、たとえば下記のようなものが挙げられるでしょう。

  • 特定のサロンに固執しない
  • 用意されていない備品は(規約の範囲で)自身で持ち込む
  • 完璧を目指さず、できる範囲でサービスを提供する

自身が提供するサービスにこだわりがあるのは悪いことではありません。しかし、こだわるあまりにサービスの質が落ちてしまったり、提供する機会が失われてしまっては本末転倒です。

また、レンタルサロンによってはある程度備品を持ち込めるところもあるため、足りないものは自前で調達するという方法も考えられます。そして、レンタルサロンに完璧を求めず、できる範囲で最高のサービスを提供するという考え方も時には大事になるでしょう。

まとめ

レンタルサロンの相場は、場所にもよりますがおおよそ時間あたり千円から数千円で利用可能です。自身に合ったレンタルサロンを見つけ、事業を軌道に乗せましょう。

レンタルサロンBlancoでは、駅から徒歩1分の好立地にあるサロンを24時間オンライン予約可能です。利用にあたっては登録料や初期費用はかからず、時間料金だけで利用可能です。

ご利用を希望される方は、下記オンラインフォームからご予約をお願いいたします。
https://salonblanco2021.wixsite.com/website